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人気ユニット SEKAI NO OWARIのボーカル深瀬さんが障害を公表したことで知名度を上げたADHD(注意欠陥多動性障害)。

・授業中、集中力がなくじっとできない。

・時間感覚がずれている。

・興味がさまざまな方向に飛び、目の前のことを放り出して次の行動に移る・・・

など、集団行動の中で基本的なルールに沿うことができないのが、ADHD(注意欠陥多動性障害)という障害です。



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ADHD(注意欠陥多動性障害)の症状


ADHD(注意欠陥多動性障害)は「多動性」「不注意」「衝動性」の3つ症状を中心に特徴が表れます。

知的障害がない場合、他の発達障害と同じように、就学後に学校のルールに従えないために発見されることが多いのですが、大人になって診断されるということも珍しくないようです。

また、一般的に男性が多い障害とされてはいますが、女性は多動が目立たないため見過ごされるケースもあり、正確な男女比ははっきりしません。

今現在の段階で、約1/3は青年期までに多動性と不注意の特徴は落ち着き、約1/3は症状が大人になっても続くと言われています。

残りの1/3はアルコール依存症など精神疾患を伴い症状が重篤化することもあるという結果が出ていますが、現在の療育・治療の流れから、今後はこの状況も少しずつ軽減されていくのではないかと予測されます。


ADHD(注意欠陥多動性障害)の顔の特徴


ADHD(注意欠陥多動性障害)の人は顔に独特の特徴があるというウワサが、ネット上で拡散されています。

・目が離れていて、ネコのような顔立ち。
・四角っぽいエラの張った顔で目は細い。
・彫が深い顔。
・童顔。
・色白。
などなど・・・

しかし、これは全部ガセです。

ひとつひとつのウワサを見ると、矛盾しているものもあり、根拠のないことが容易に分かります。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の外見は、その他の人と同じように、普通に親から子供へ遺伝的特徴を引き継いでいくだけです。顔も当然その通り。

ADHD(注意欠陥多動性障害)を、顔の特徴などで判別することはできません。

どこから派生したウワサなのかはわかりませんが、専門家でもない人が顔基準でやみくもにADHD(注意欠陥多動性障害)認定はしないほうが無難ですね。


ADHD(注意欠陥多動性障害)の症状や特徴、子供と大人での違いは?


ADHD(注意欠陥多動性障害)は、授業中に落ち着かない子供が増える学級崩壊などの印象からか子供の障害といったイメージがありますが、大人になっても形を変えながら特徴を持続することも多く、また、大人になって初めて診断されるケースも少なくありません。

しかし、大人になって診断された人も、子どもの頃には何もなく、大人になっていきなり症状が現れたわけではないようです。

実は、子供の頃を振り返ると思い当たることがあったり、周囲の理解のおかげで目立たずに育ってきても、本人はずっと悩んでいたりすることもあるようで、大人になって突然ADHD(注意欠陥多動性障害)を発症すると言うことはまずありません。

ただ、成長過程で多動性などが少し落ち着くことは有り、子供の頃と困り感は多少変わってくる場合も多いです。

子供の症状や特徴

多動性

・授業中など、椅子に座る時に静かにじっと座ることができない

・学習・遊びなど集団での活動に落ち着いて参加することが困難

・おしゃべりが止まらない

不注意

・学習面で単純なミスを繰り返す。

・学習中や遊びで1つのことに集中し続けることができない

・好きなことには集中しすぎて他の行動に切り替えるのが困難

・人の話を聞いていない。

・課題を順番通り手順通りに行うことができない。

・同一性の保持。同じことを延々繰り返す。

・忘れ物が多く、ものを無くす。

・気が散りやすく、集中できない。

衝動性

・問いかけを遮り先に答えてしまう。

・順番が待てない

・人の作業を邪魔したり、遮ったりする。
 


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大人の症状や特徴の違い

多動性

・いつも落ち着かない。

・貧乏ゆすりのような癖が多く、止められない。

不注意

・仕事で凡ミスを繰り返す

・忘れ物が多く、ものを無くす。

・約束や時間を守れない

・優先順位がつけられず、今の作業を途中にしたままあれこれと手をつけてしまう。

・仕事・作業を段取りよく行うことが難しい

・片付けられない

衝動性

・考えずに思ったままを口にしてしまう

・よく衝動買いをする。


これらの症状にあてはまったら

あくまでも目安で、このような症状に当てはまる点があっても、即ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断されるわけではありませんが、こんな症状で日常生活に支障をきたしているレベルなら、要注意です。

子供編と大人編を比較してみると、大人になれば、症状・特徴自体は多少落ち着くのと、経験での工夫などもあり特異な行動は減るようですね。

しかし、大人には社会的責任があるので、障害の特徴により生活や仕事に支障をきたし、症状ひとつひとつが返って目立ってくることもあるようです。

子供の頃に診断されている人は、療育などで暮らしやすい工夫や方法を学んでいるので、大人になって大きく悩むことは減るのかも知れません。


しかし、気づかずに大人になった場合、周りからは、当然大人の常識として節度ある行動を求められるし、本人はこうありたいという社会人像と現実のギャップを自覚する分、自尊心が傷つき、劣等感を抱く人も少なくないようです。

自分ではなかなか認めることは難しいかもしれませんが、日常生活に困るということ、それが障害です。

本人は努力を続けても、障害特性に沿っていなければ状態はなかなか改善されません。

もし、上記のような症状に当てはまり、今、日常生活に大きく支障をきたして困っているようなら、思い切って医療機関に相談してみましょう。


まとめ


ADHD(注意欠陥多動性障害)は「多動性」「不注意」「衝動性」の障害です。

子供の頃に診断を受ける人も、大人になってから生活に強い困り感を感じ受診に結びつく人もいます。

外見上の特徴で判別することはできません。

もし、子供の頃の特徴に思い当たる点が有り、大人になってからの症状も当てはまっていて、今、大きく日常生活に支障をきたしている人がいたら、医療機関に相談して支援を受けてみましょう。

毎日の暮らしやすさが格段に変わるかも知れませんよ。



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